【上川高校】「風雪に耐えて猛進せよ」
初めての投稿なので、上川高校の紹介を少しさせていただきます。
旭川から車で1時間弱。
上川高校は、3000人強が暮らす上川町にあります。
力強く私たちを見守る大雪山連峰や石狩川。大雪山国立公園は23万haと
いう日本最大の面積の中に、 個性的な温泉・滝・湖・湿原・動植物群を配し、 北海道有数の観光地(層雲峡温泉)となっています。
「大雪に登って山の大きさを知れ」という名言がありますが、北海道の中央に位置する「北海道の屋根」と呼ぶにふさわしい風格と懐の深さを持った大雪山連峰の麓にある1学年1クラスの小さな高校。
この上川町にはコンビニエンスストアが2軒。ゲームセンターやカラオケボックスはありません。
「大雪の自然」があれば問題なし。清らかな空気と水をたっぷりと味わいながら、生徒達は五感をフルに活用して「KAMIKAWA」を感じることができます。そして、「上川町のおとな達」との交流により、学校だけでは学べないこともたくさん経験・探究できます。
上川で過ごす3年間。
心が浄化され社会性を身に付けながら成長できる3年間。
上川高校は「自律 誠実 貢献 健康」を「地域総がかりで育てる学校」で実践する高校です。
上川高校の校訓は「風雪に耐えて猛進せよ」(昭和62年に創設)
大雪山の高山植物の中で、最も親しまれているミヤマリンドウが校章としてデザインされスクールカラーも薄紫が使用されています。
厳しい自然環境の中にあっても前に突き進め。
そんな思いが感じられる校訓です。
キラキラと光る雪、サラサラな雪、キンキンに冷えた空気。
上川の冬は厳しいだけではなくて魅力的です。そんな環境の中で生徒は成長していきます。
北海道の地方にある高校の多くは、自治体の人口減少の中で高校存続に向けて素晴らしい高校の魅力化・特色化を行っています。上川高校も生徒一人ひとりに個別最適な学習を行いながら学校・家庭・地域(自治体)と連携しながら魅力化を図っています。