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2025年 上川高校のミッション(使命)

 2025年になりました。
本年も上川高校の活動にご理解とご支援をお願いいたします。
 
 2025年をどのような1年にしていくか。
ミッション(使命)は何か。魅力は何か。何をしなければならないか。
 
 日本全国の高校にはスクール・ミッションが定義されています。令和3年に北海道内の各高校でもスクール・ミッションが再定義され、その達成に向けて教育活動の充実が図られています。

 再定義から3年。再定義したスクール・ミッションを昨年11月に点検・確認をしました。(上川高校では4つのミッションを3つに変更。)
 
 上川高校の「スクール・ミッション」をどのような視点で構築したか。
教職員全体で上川高校が持つ「強み」「弱み」「支援」「脅威」(校内外の
環境)を共有し、上川高校が目指す方向性(スクール・ビジョンを実現するために:5つの視点)を明確にしながら、スクール・ミッションの構築を行いました。新年度に向けてグランドデザインも再構成し、教育活動の「見える化」をしていきます。
 
【5つの視点】
パーパス  地域の未来づくり。 ≪高校の存在意義≫
ビジョン  目指す姿。     ≪地域の地域による地域のための学校≫
ミッション 学習指導の質的向上。≪できる・わかる・やってみる≫
       非認知能力の育成  ≪コミュニケーション力や他者理解≫
       教育資源(人・物) ≪上川町関係人口の協力≫
バリュー  生徒の成長に責任  ≪高校の行動基準の明確化≫
ポリシー  アドミッション・カリキュラム・グラデュエーション

 上川高校のスクール・ビジョン(目指す姿)

 目指す学校像
 地域3(キュービック・スクール)  
  『 地域の 地域による 地域のための学校 』

 「地域の」学校    【信頼される学校づくり】
  ・町内唯一の高校として、地域の未来を創っていく学校
  ・特色を生かし、地域住民に信頼される学校
  ・地元の子供(小学生・中学生)が通いやすい学校(中高一貫教育)
 
 「地域による」学校  【地域社会に開かれた学校づくり】
  ・上川町の人的・物的資源を教育活動に有効活用する学校
  ・地域社会に開かれた高校としての教育課程に地域活動を組み込む学校
  ・上川町の支援策により、生徒の学びを保障する学校
 
 「地域のための」学校 【地域の活性化】
  ・地域の文化的拠点として上川町と連携する学校
  ・上川での学びを生かし、自律した人間として成長できる学校
  ・校種間・地域住民や関係機関と協働した学校
 
 スクール・ミッション(使命)を明確にし、育成を目指す資質・能力を育むスクール・ポリシー。そして上川高校の教育活動の評価(自己・生徒・保護者・地域など)を真摯に受け止め、教育活動の質の向上を図るカリキュラムマネジメントを行う。上川高校を伝統を継承しつつ、地域とともに進化しつづける高校を目指しています。
 
 地方の人口減少問題に対する教育環境の整備や地域での教育機会の提供や地域創生の観点は、上川高校が目指しているスクール・ビジョンの根底にあることを再認識して、今年も風雪に耐えて猛進します。

 本年もよろしくお願いいたします。    文責:上川高校Pri